歯科医院のホームページ制作
2020/04/02
最近はコロナの影響で、活動自粛が広がり不安な世の中でありますが、なんとか現役世代の私たちも頑張っていきましょう。
今日は、歯科医院のホームページ制作についてお話いたします。
最近の歯科医院のサイトは爽やかでシンプルなデザインが多く、ドクターが前面に出した表現が多くなってきました。
また、必須であったコンテンツにプラスαしたコンテンツも増えてきていると思います。
コンテンツ
目的・ターゲット
これは、どのサイトも同じですが、「目的やターゲット」は必要になります。
例えば、
- 医院から半径3km圏内の方を対象
- インプラントを中心しており、60代以上をターゲットにしたい
- 都会にあり審美歯科を中心に若い層を取り込みたい
- ファミリー層も多く、お子様の歯列矯正のニーズを取り込みたい
など様々です。
これには、医院の特徴や経営方針、ドクターの経験と得意分野などを考慮していくのですが、それは明確である場合が多いいと思います。
制作するデザイン
以前の歯科医医のサイトというと「ブルー」「グリーン」「ピンク」が多く、どちらかというとオーソドックス。
更新コンテンツも多くは「休業日のご案内」「○○○の機械を導入しました」といったお知らせ項目が多かったと思います。
現在の歯科医院のサイトは、全体的に「淡い」「ライト」なカラーも多く「ベージュ」や「グレー」も増えてきたと感じます。
また、トップページにある診療時間などの確認や診療案内よりも「当院の特徴」「コンセプト」などの治療方針をより具体的にかつ強調して掲載したデザインが増えていると感じます。
制作するコンテンツ
制作するコンテンツは、それぞれのコンテンツ名(ページ名、例:診療内容など)は同じですが、掲載の仕方が大きく変わりました。テキスト中心だった頃と比べても「まとめて箇条書き」や「イラストで掲載」など「初めてアクセスした方にも伝わりやすいデザイン」と言えます。
当院の特徴(コンセプト)
当院の特徴としては、「自社の強み」や「お客様に提示できるメリット」を掲載するのが良いと思います。
当院の特徴としては、一例として下記のような内容が挙げられます。
- それぞれの患者様にあった最適な治療を提供する
- 痛くない治療
- オーラルケアをサポートします
- 医療連携
- 徹底した衛生管理
- コミュニケーションを大切にする
- インプラントの年間○○○件の安心の実績
特にいまのコロナウイルスのような状況ですと「徹底した衛生管理」などは安心材料につながります。
また、「インプラント」「歯列矯正」「審美歯科」などは医院としても患者様を獲得したい場合には良いかと思います。
診療案内
診療内容は、
- 小児歯科
- 入れ歯
- インプラント
- 審美歯科
- 歯列矯正
- 難症例
など、現在おこなっている治療や今後増やしていきたい治療とターゲットを意識した順序で掲載する形でよいと思います。
また、「インプラントを全面に出したい」「歯列矯正やインビザラインの患者を集めたい」
そんな場合は、そのサービスに特化したLP(ランディングページ、縦長の1ページ構成のサイト)を作成するのも良いかと思います。
そのLPに対してネット広告(リスティング広告、ディスプレイ広告)を配信するのも良いでしょう。
特に単価の高いサービスについては、費用対効果が取りやすいと思います。
医院案内(設備紹介)
医院案内では、医院内の風景や設備の写真や機能・特徴の紹介を掲載します。
- 受付
- 待合室
- 診療室
- レントゲン
- 口腔内スキャナー
- マイクロスコープ
- デジタルIPスキャナー
- 口腔内撮影用専用デジタルカメラ
- 口腔内カメラ
- エアフロー
- 次亜塩素酸水
などを掲載します。
特に受付や待合室のような外から見えない場合は、初診の方は来院するのに若干なり抵抗があります。
このため、広角レンズなどで全体が分かる写真が良いかと思います。
最近では、おしゃれな歯科医院様も増えているのでアピールできる部分はアピールしていきましょう。
また、設備は素人である患者からするとよく分からないものですが、専門的な機器が設置されている。
この機器で治療してもらえるというのは、安心にもつながると思います。
それぞれの機器の説明文も患者様にわかりやすく伝えることも必要です。
ドクター紹介
歯科医院などの医療関係の場合、先生がサービスの主体になりますので、先生の写真、紹介文、経歴、メッセージなどは添えておくとよいかと思います。
また、人間は一度顔を見たことがある方と無い方では、その親近感に差が発生するので、ホームページ上で顔を出すことも大切です。
アクセス
歯科医院に来院して頂くために、アクセスページには住所や電話番号、マップ(Googleマップ)、念のために電車や車で来院した場合の案内、駐車場の有無(ない場合は、最寄のコインパーキングの案内、料金など)を掲載いたします。
必要なシステム
歯科医院のサイトに必要なシステムを紹介いたします。
予約システム
診療予約ができると患者様への利便性に繋がります。
以前は、このシステムを導入すると高額になりましたが、最近では、ASPといわれるサービスを利用することにより月額数千円で予約サービスを利用できます。
新着情報
新着情報では、休業のご案内や新しい治療や設備のご案内などをスタッフの方が簡単に更新できます。
ブログ
タイトルはブログではなくでも「〇〇〇医師からの歯のはなし」「歯科衛生士からのお知らせ」でも良いと思います。
ブログ機能により患者様のためになる情報を発信することにより、オウンドメディアを実現いたします。また、投稿数に応じてGoogleからの評価も向上するため、SEO的に見ても良いといえます。
問合せフォーム
患者様からのご相談やお問合せに対応する問合せフォームになります。
ただ、受付の方が忙しい場合などはフォームは省き、電話番号の掲載のみを選択される歯科医院様も多くなってきました。
ここは、医院様の方針で良いかと思います。
最後に
最後に歯科医院様のホームページ制作についてまとめてみました。
歯科医院様が100あれば100通りのサイトがあるほど、それぞれの歯科医院様の特徴があります。
ホームページを制作するときには、自社の特徴やウリだけではなく、周辺の競合する歯科医院の特徴も確認して、「何を全面に出していくのか」検討することもお忘れなく。